この私の文章はあくまでもニュースや新聞、そして政治や経済系の出版物等から得た情報を基にしある程度自分なりの意見として書いているだけなので、間違っている部分もあるかもしれません。ご了承下さい。


さて今回は小泉内閣総理大臣について思う事を書いてみたいと思います。
まず皆さんは小泉総理をどう思いますか?
このまま小泉総理が日本の首相で良いと思いますか?
私の個人的な意見を言わせていただければ答えはNOです。

何故NOなのか?

それにはたくさんの訳があります。

まず今回は分かりやすい所からいきましょう。
そうですねぇ小泉首相の良くおっしゃっている「改革」に触れてみましょう。

まず改革とは何のために行うのか?
小泉首相は言いました。「構造改革無くして景気回復無し!」と。
とっても声を高らかにして言いました。
確かにやるべき改革をすれば景気は回復軌道に乗る事は出来たでしょう。
多分日本の潜在能力は高いと思いますし。
ニュース等でも色々と改革の内容等が報道されています。
しかし景気は良くなっていません。
まあ一部の大企業などは確かに収益は上がっているようです。
トヨタ等も凄いものです。
でもそれは小泉首相がした改革とはまったく関係無しの内容です。
あえて言えばそれはただたんにそれぞれの企業の努力でしょう。まあこれにも色々な問題はあるようですが、それはまた別の機会にふれましょう。

話を戻しますがほとんどの方は景気が回復したという実感など感じていません。
それは何故か?
改革しているんじゃないの?って思うかもしれません。
確かに小泉首相は改革を行っています。
でも暮らしは良くなりません。
それどころか悪くなっています。ご家族のいらっしゃるサラリーマンの方々等はさぞかし辛い思いをされている事とおもいます。

それもそのはずです。小泉首相は国民のための改革などまったくしていないのです。
じゃああの改革ってなに?ってお思いでしょう。

皆さんはあの道路公団の改革や郵政民営化、そして年金改革や地方自治体の三位一体改革を見て、まあ抵抗勢力がいるからなかなか進まなくて、それでも少しは前進しているとお思いでしょう。
でもそれは間違いです。
むしろ逆行しています。

その証拠に世の中は良くなっていません。
こちらもむしろ悪くなっているでしょう。それも劇的なまでに。

小泉首相が総理大臣になってからした改革の中に特殊法人改革と言うのがありますね。特殊法人を基本的に全廃又は民営化と良い行ったやつです。小泉首相は民営化のためにという名目で特殊法人の幾つかを独立行政法人という物に変えました。なんだかよくわからない物な気もするかもしれません。まああんまり変わっていなくても少しづづは良く変わっていってるのかな、とお思いの方もいるでしょう。ところが大違いなのです。小泉首相は特殊法人や行政機関をこの独立行政法人へと衣替えさせる事によって役人(官僚等)の天下り先は今までより5倍程に増え、給料も多い人では今までの5割増しになったそうです。
おまけにその官僚の権限は以前より強まり、政治家の利権は減る事などまったく無く逆に増えまくっているそうです。

世間の皆様が減給(給料カット)やらボーナスカットやらリストラやらで住宅ローンも払えないどころか生活も出来なくなり、悲しい事に生活苦で自殺等も凄い数で増えているというのに・・・。
何故か???

それは小泉首相がした改革とは自分たち(政官業)だけのための改革をしているからです。
小泉首相はこの国が借金だらけになってしまい弱りきっているという日本の一大事という時にあろうことか自分たちだけのための改革をしてしまっているのです。

いったいどんな改革をしているのか?
何故そんな事をしているのか?
この問いには私が読ませていただいたある本に載っていた文章から得た知識でご説明しましょう。

実は日本のトップ官僚等はやがてこの国自体が破綻する事を知っているというのです。
もちろん真実かどうさ定かではありませんが一応その理由の一つとしてこんな話があります。
「Nevada Econmic Report」というレポートが官僚連中の中に出回ったそうです。
このレポートはIMF(国際通貨基金)の調査官が作ったと言われていて、IMFが日本経済再生に乗り出すならどういう政策で行うかという事が書いてあったそうです。
その内容を簡単に紹介していましたので、それをここに大体書き出してみたいと思います。
1、公務員の総数及び給料は30%カットし、ボーナスは全額カット(例外は一切認めず)し退職金も無し。
2、年金は一律で30%カットする。
3、国際の利払いは10年間停止。
4、消費税を20%まで引き上げ、益税などは廃止する。
5、課税最低限を引き下げ、年収100万円以上より徴税する。
6、資産税を導入する(不動産は公示価格の5%、債権及び社債は5〜15%、株式は取得金額の1%を課税する)。
7、預金は全て一律でペイオフを導入し、その後の段階で預金の30%〜40%をカットする。
とまあこんな感じだそうです。
このレポートを見た官僚はどうしたのでしょう?
なんと幾つかを実践に起こしました。
ただし、自分たちには被害が無いようにするために、かついきなりやりすぎてばれないようにすこしづつ、先延ばしをしながら、改革と称して国民負担だけ増やしながらこの内容を実践して行こうとしたようです。
ですからもちろん上で述べている1、2番は自分たちにとっても被害があるので行わず、かわりにもっと国民負担を増やしてやり過ごし(自分たちは傷つかず生き残れるように)をしようとしているのです。
そしてこのような官僚や政治家の横暴とも言える権力の力をより強力な物にしているのが小泉首相のやっている構造改革の実態なわけです。
最初にも述べましたようにこのレポートの話自体が本当の話なのかは私には分かりません。でも、そう言われてみれば「消費税の段階的な大幅アップ」や「資産税導入」や「預金封鎖」などを耳にする事も確かにありますもんね。
と、いう訳ですからこんな改革では世の中が良くなるわけが無いのです。
でもそれは国民の方々皆さん(もちろん私も含めて)の責任でもあるのです。
まず第一に言えるのが投票率の低さです。
皆さんが自分でしっかり政治を考え(政治を考えるという事は自分の暮らしを考えるという事と同じです。法律等の立法権は政治家(政府)にありますからね。法律や規制等は自分たちが思っている以上に生活と言うか生きる事自体に深く関わっていますよ)、投票にもしっかり行く事が大事です。せっかく自分の国を運営する権利が皆にあるのですからそれをしっかり行使するべきです。

でも一説では昔から長く続く自民党政治の政策的な物として国民に政治に関心が無いような教育をさせてるという話もあります。もちろんこれは真実かどうかさだかではありませんが。

でも多少の信憑性もあります。
何故なら今の日本には学生運動やデモ等がまったく無いからです。
昔の人たちはこのような事もしていたようです。
おそらく今の人たちよりかは政治に関心があったのでしょう。
もちろん危険な運動等はいけません。
しかし自分の国に関してしっかり考え、それを行動に移すというのは大事な事だと思います。
まあ時代が違うというのもありますし、今となってはほとんどの方が今の暮らしに精一杯でそれ以外を考える余裕など無いかもしれません(私も同じような物です)。
でもちょっと良く考えて見てください。例えば厚生年金をお支払い中のサラリーマンの皆さん!今ですら厚生年金の保険料は給料の約13%位でしょう。これだけでも大変なのにこの間の年金改革法案とやらで言っていたでしょう。今後段階的に給付開始年齢の引き上げや給付金の引き下げ、そして給付金の引き上げです。この給付金の引き上げなんかは大変な物で、サラリーマンの方は最終的に給料の18%が年金保険料だけで引かれる事になります。それは年間にしたらおよそ1月〜3月後半位までは年金のためというより愚かな年金官僚又はこんな変な制度を作り上げている国のためだけに働いているような物ですよ(ちなみにこのままの状態では保険料を18%に上げようが年金制度は崩壊間違い無しだと言われています)。もちろんその他の税金も色々あるわけですから下手したら1年の内5ヶ月位は国のためだけに働く事になってしまうんですよ!。(ちなみにこの年金改革法案も坂口厚労相と年金官僚に好き勝手ににやらせているのが小泉首相なのです。好きにさせていると言っても、もちろんわかっていながら自分もグルになってです)
それでも自分には関係無いと思えるのでしょうか?。
考えれば考えるほどそうは思えなくなってくると思います。
このような政治の問題は自分だけでなく、次の世代(自分の子供たち)のための問題でもあるのです。
今のこの国の制度では一般市民には政治に唯一参加出来る方法は選挙に投票に行く事しかありません。直接総理を選べるわけではありません。
ですが、ダメな議員又はダメな政党を落とせば良い物が残っていく物です。
昔のある人は言いました。「政治とはより悪くない悪を選ぶ事」(ちょっと間違ってるかもしれませんがだいたいこんな感じです)だと。
まともな民主主義にするにはダメな物を落としていけば、これはマズイと思って少づつは政治家の先生たちも良い事をするようになっていくでしょう。
そしてその中から総理大臣も選ばれる事になるわけです。
こうすれば少しはまともな民意の反映された政治が行われる事になるのではないかと私は思います。
でないといつまでたっても「日本は先進国の中で唯一の社会主義の国のようだ」と言われ続けていくでしょう(外国では日本の事をそのように思っている人が結構いるそうです)。まあ私には社会主義が良いか悪いかという判断は出来かねますが(個人的にはもちろん民主主義が良いですが)。
ちなみに先進国で1票格差(都心部と地方では1票に差があります。地方の1票は都心部の1票の3〜5倍もあるのです)がある国は日本だけだそうです。これも自民党が自分たちの強い地方での選挙に都合が良いためだそうです。これはとっても変な制度ですね。そして国民に選挙で審判される事の無い官僚が許認可権(読んで字のごとくですが極端に言えば(そんなに極端でもないかも)官僚が許可しなければ何も出来ない国なわけですね。これもある意味、見えない法律と言われています)を行使出来るわけです。
このように国民に平等に選ばれたわけではない政治家や、国民に選ばれたわけでもない官僚が強大な権力をもち、国を動かし国民を管理(どんどんその内容を進めています。有名どころでは住民基本台帳法や盗聴法等色々な法律を制定して)し、国民に良いことは少しもしないどころか悪い事ばかりしてるくせに、そのうえ税金ばかりたくさん取って(自分たちの失敗を隠すためにも)、そして自分たちだけは私腹こ肥やそうとしているのは非常に間違っていると言えます。そしてこのシステムをより強化してきたのが小泉構造改革政権なのです。これではまともな民主主義の国と言えるのでしょうか?上でも述べたような事を外国人が言うのも分かる気がしますね。しかし日本は民主主義の国のはずです。ですからそれをしっかり機能させましょう。

私が出来る事はこのページでこの考えを伝えたり、友人に選挙に行くように勧めるだけしか出来ません。もちろん私なんかよりもっしっかり考えていて、もっと凄い行動をしている方もたくさんいらっしゃいます。ですから今まで政治について考えた事があまりなかった方もこれからは是非とも選挙に行きましょう。
皆が行くようになれば政治も国民を無視した考えは出来なくなります。
つまり皆が考えしっかりした行動を起こせば世の中が良くなっていけるのです。
私もこれからもっともっと色々勉強して考えていこうと思います。

最後までこの至らない文章をお読みいただき誠にありがとうございます。
文章をまともに書いた事もありませんでしたのでさぞや読みづらかった事と思います。
ご勘弁下さい。


終わりに・・・
さて、ちょっと話がそれてしまった所もありましたが、私はこのような理由から(もちろんもっと他にも理由はたくさんありますが)小泉首相はNO!なわけです。今回は政治の事だけになってしまいましたので、次回は可能ならば経済にも少し触れてみたいと思います。でも一応次回は官僚や政治家って実は結構バカ?・・・のお話でもと思っています。まあその時の気分でまったく違った内容になってしまうかもしれませんが。では又次回で・・・
あ、もちろん次回の分は次のページに載せるつもりです。では・・・


2004/05/24



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